おさやです。
さて、
最近、保育園や保育士さんのニュースが多いと感じませんか?
先日、山口県下関でショッキングな出来事がありました。
子を持つ親にとって人ごとではないこと。
そう、
下関にある認可保育園で「しつけという名の体罰」があったことが判明しました。
これは本当に残念で悲しい。
アザができるほど、とあるのだから、その子どもは大丈夫なのだろうか?
保育士たちよりも、その子の将来の方がとっても心配。
今日は、しつけ=体罰ではないよ、というお話。
保育園・幼稚園を利用している方に読んでいただけると嬉しいです❤️
しつけをするなら「言葉で」!
「しつけ=体罰」という考えはもう古い。
私が通っていた高校には(23年も前!)、有名な古典の先生がいました。
例えば、今日は8月4日ですので、8と4がつく出席番号の生徒は先生の質問に完璧に回答しなくてはなりません。
完璧に回答できなかったらどうなるって?
簡単です。
その先生は出席簿で生徒の頭を叩く
そして、そのまま立たせておく。。。
異様な風景ですよね。
出来が悪すぎ!ということで、クラス全員が連帯責任として立たせられたことも何度もあり、あまりにも納得がいかない私は当時生徒会長!
このポジションを使ってやれ!とばかりに周囲から依頼があり、他の先生に相談してみるも、
- それは古典の先生の愛情表現
- きちんと回答できなかった私たち生徒に問題がある
- 先生を攻める前に勉強しろ
うーん、正論といえば正論かもしれません。
人生経験が少ない高校生にとって、先生の意見や発言は絶対。
これって虐待じゃないか?と今では思いますが・・・
自分の意見を言ったら潰される、そんな高校時代を過ごしたものです。
話が逸れましたが、保育園児がトイレに間に合わなくてオシッコを漏らすのは仕方ないですし、怒鳴ることで彼らの理解を得られるとは思いません。
しつけと称して体罰をするのは簡単。
なぜなら、言葉が通じない怒りや葛藤があるから、手が出てしまうのですから。
ただ、
*体罰することで、「体罰がなかったら」それはやっていい、と判断してしまう子どもがいるかもしれない。この点はどう対応するのか?
*体罰によって受ける精神的ダメージのケアは誰がする?
と体罰を与えていた(影で与えている)先生に聞いてみたい私です。
音声テープで証拠を取る前に保護者は動いたのか?
私は山口県弁が話せません。
そして、ほとんどの方言を理解していません。
いや、理解したいと思う気持ちがあまりない、という表現が正しいかな?
ぶち=とても
じゃろ?=でしょ?
などは主人も頻繁に使うので真似て使いますが、どうもイントネーションがおかしいらしい。
これでも頑張っているんですけれど!
保護者の一人が子どもに隠し持たせた音声データには、「なんかこれ、ねぇ(パチンという音)昨日から何回言うかね。トイレ行けるでしょ、起きてるのに」といった暴力を裏付けるような会話や、園児をしかっているような音声が録音されているという。
音声データの内容ですが、私からしたら酷いな、というのが第一印象。
子供が相手だからって、こんな失礼なこと言えますか?
しまいには、お漏らししたオシッコを子供に拭かせようとする保育士。
私がこの子の親だったら、こんなことが起きているのが分かった時点で保育園に行きますよ!
ここで疑問がふたつ。
①
保護者は他の保護者から「子どもがグーパンチを受けた」という情報を聞いたとありますが、一体どの保護者が子どもに音声テープを隠し持たせたのか?
体罰を受けた子供の保護者?
それとも、体罰を受けたことを聞いた保護者?
②
体罰を受けた子供の保護者は、先生の体罰の真偽など、事前に保育園に相談したのか?
以上、これら2つの疑問がまだ残っています。
また、
保育所の園長は、市の聞き取りに対して「何度注意しても危険な行為を続ける子どもの手をはたくことはあったが、グーで殴ったり蹴ったりはしていない。保護者が納得いかなければ、説明を尽くしたい」と話しているという。
園長先生よ。。。
ニュースで会見観ましたが、顔出しNG?
説明を尽くしたいなら、全身全霊込めて記者会見を開くべきではありませんか?
とにかく、保護者が音声テープを行政に持って行く前に、保育園ときちんと話し合っていたのかどうかも気になる事件ですね。
保育園と良い関係を持つ重要性
あなたのいない場所で子供の安全と楽しい時間を守ってくれるのが、そう、他でもない保育園です。
あなたはお世話になっている保育園・保育士と良い関係を持っていますか?
なんでも話せる関係を築こう、という努力はしていますか?
保育士も人間です。
保護者と保育士、優越つけることはできません。
というか、してはいけないのです。
私は保護者だから、言いたいことを言えばいい。
先生たちは黙って私の意見を聞いていればいい。
なんて思っていると保育園・保育士との関係もダメダメになってしまいます。
その結果、今回のような体罰事件がなくならないのです。
自分の子供たちのお世話をしてくださっている先生方に、常に感謝しながら、保護者と先生間でアドバイスや意見を交わせる、そんな関係を保ちたいものですね!
以前、次男のミルク事件がありましたが、私は先生たちがどれだけ子どもたちのことを考えているのか、を身をもって知ることができました。
これをきっかけにこれまで以上にいろいろと相談するようになり、子育てに関する不安もかなり減ったのは言うまでもありません。
保育園とも良い関係を築けたことに感謝します。
ぶつかる時はとことんぶつかりましょう!
意見が違って当たり前。
保育園・保育士との信頼関係がないと、下関の保育園のような悲しい事件が起こるのだと私は考えます。
これは明るい未来を背負っている子供たちのためです。
自分たち、保護者のためではありません。
平日の大半を過ごす保育園。
彼らが過ごしやすい環境を作るのも、保護者の責任だと言えます。
保育園には送迎オンリーで誰とも話すチャンスがない方。
まずは、先生に「ありがとう」を言ってみませんか?
それだけで、保育園と家の距離がグッと縮まるはず。
ぜひ試してみてください。
1日も早くしつけという名の体罰がなくなることを願っています。
私たち保護者にできることはたった一つ。
それは、
保育園や幼稚園と友好的な関係を維持することで、子どもたちの笑顔を守ること。
子どもの体に傷をつけることは、心にも傷をつけることです。
保護者もしっかりと頭に入れておきましょう✨
今日も笑顔あふれる1日になりますように💗
良い週末をお過ごしください!
Cheers!